理解が足りなくて消化不良なことがあると、
それに関連したことも連鎖して不安が大きくなっていく。
はっきり理解できていないだけに、
誤解とか先入観とか憶測とか諦めとかもブレンドされて、
たちの悪い不安に成長する。
人間関係でそういう消化不良が起こったときは、
もうかなり面倒くさい。
たちの悪い不安に成長した時点ですでにこじれてしまっているから、
改めてそれを解消しようするために会ったり話したりすること自体が嫌になる。
だから放置する。
ヘタするとそのまま関係は断絶されてしまう。
話した方がいいとわかっていても、
プライドや意地もあるので自分からは切り出しにくい。
事情を知る仲介者が背中を押してくれるのが一番いいんだけど、
その仲介者自身が感情的になったりしていつの間にか当事者の一人になっていたり。
難しいね。
でも、それでも何かのきっかけで腹を割って話をすると、
消化不良がいともあっさりと解消されたりする。
そうなると小さい消化不良で構成されていた大きな不安も、
連鎖的に解消されていく。
よかったね、と笑い合える。
だからやっぱ、消化不良なことがあったら、
腹を割って言葉にして面と向かって話すのが一番なんだよな。
うん、難しいけどね。
難しいのは分かってるんだけどね。