機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

遠くまで

見えなくなるまで遠くに行った人を追いかける必要なんかない。 必要な人は、近くにいる。

大した人間

「自分は大した人間じゃない」と認めた瞬間が、 大した人間になるための第一歩なんだろう。

彼は手を握る

二歳の長男は、時々は下の子にやきもちを妬くけど、 基本的には好きらしい。 今朝、隣で目を覚ました長男は寝ぼけたまま、 俺の体をほふく前進で乗り越えていって、 下の子の隣まで移動していった。 その場所で寝るとあまりの寝相の悪さで下の子にキックとか…

ぼんやりの断片

いつもは「おはよう」と挨拶を交わすだけの小学生が、 この日は、水路を覗き込んで、「カニがおるよ」と言った。 「ああ、ほんとだ」と俺は言った。 来月の下旬には花火大会があるらしい。 そうか、そんな季節なんだな、と改めて思う。 雨が降って、電車は遅…

弱いあなたへ

ひとつ、教えてあげるよ。自分は弱い、と認めた瞬間に、あなたは、足元から見事に崩れ去ってしまうでしょう。 だから、本当に死にそうにならない限り、自分は弱いなんて思っちゃいけない。歯を食いしばって睨みつけてる間は、そう簡単にはやられやしないよ。…

お宮参り

娘のお宮参りと、お食い初め。 笑った顔の写真がたくさん撮れて良かったな。 天気が晴れでほんとに良かったな。

新幹線の中から、とてもきれいな虹が見えた。 ずいぶん久しぶりに見た気がする。 ビルの上にかかる大きなアーチは、 不思議な光景だった。

下の方は下のまま

なんだかもうやらなくちゃいけないことたくさんあって 優先順位つけて上位を潰すんだけど、 下の方の順位のやつはもう何ヶ月も定位置にいるままで このままだとやんねえんじゃないのかと思うんだけれども そのうち上位にくるだろうと自分に言い聞かせつつ、 …

通勤電車のカメムシ

通勤電車にて。 座席に座った次の瞬間、自分の左膝のわずか数センチ横に何かが動く。 ナニ?と思ってみると、左に座ってるおばちゃんの右膝の上をカメムシが移動中。 おばちゃんは爆睡中。俺びっくり。 「ちょっとおばちゃん、膝の上にカメムシがいますよ」 …

わたしの知らない世界

問題を抱えた人がいて、 その解決策を持つ人がいて、 その人たちが出会って、 それでやっと需要と供給が成り立つ、 そう考えたらやっぱプレゼンする機会を得るだけでもとても貴重な機会だと 思わないといけない。 しかも仕事以外の生活圏では確実に接点のな…

膝の上シェア

長女は抱っこすると泣き止んだ。 立ってると疲れるから胡座をかいて、 首を右手で支えながら右膝に座らせた。 そこに長男が絵本を持ってきて、 左膝に座った。 左手で絵本を読むと、二人はじっと 本を見つめた。

巣がない

この時期、生活圏内で渡り鳥の巣をよく見かける。 そんな中で駅構内の監視カメラの上に ひとつの巣ができていて、親鳥がせっせと餌を運んでいた。 で、その巣が昨日、無くなっていた。 ご丁寧に周辺に紙テープの囲いまで作ってあって、 「ここに巣を作るな」…

初夏のBGM

家の前には田んぼがあって、 そこで毎日蛙が盛大に合唱していて、 それは深夜だろうとお構いなく続くのだけど、 なんであんなに心地よく聞こえるんだろか。 蛙のルックスは超がつくほど苦手なのにね。 夕暮れ時の田んぼの横で、七輪で魚を焼きながらビールを…

発言力

発言力のある人間が一人だけなら、 独断で事は進む。 発言力のある人間が複数いても、 発言力の大きさに差があるから、 一部の人の判断で事は進む。 組織を変えたいと思うなら 発言力のある人を味方につけなきゃ始まらない。 そしてその後は、 自分が発言力…

出かける前

「いってきます」と言うより先に 長男は「ばっばーい」と言いながら手を振る。 その横でまだ寝返りが打てない長女は 足と手を振る。