ダメでしょ、すいちゃん。バター塗りすぎ。 やだ！ ママもだめだって言ってるだろ、もうやめな。 もうそうちゃんに言うからね！ …ねえねえ、ママがダメってゆったー しらん …ママー、そうちゃんがねー、しらんってゆったー

ジャムを塗るかバターを塗るかで あれだけ大騒ぎできたら、 そりゃ毎日がドラマチックだ。

見誤らないように気をつけていたはずだったんだけど。 ものの見事に、外れてた。 提案書を広げて説明を始めた直後から、 空気が硬化していくのを感じた。 結局、 提案が的を外れていたことと、 課題が実はものすごくハードルが高くて こちらの手に負えるレベ…

21時になっても、 そうちゃんはパパが帰ってくるのを待つ、 と言って寝ようとしなかった。 でもすいちゃんは眠くて泣き出したので、 カミさんが寝かしつけのために寝室に連れて行った。 そうちゃんはリビングで待っていたけど、 カミさんがなかなか寝室から…

何が足りないか教えてやろうか、 「開き直り」だよ。

うーん、 ぶどうになりたい、 とすいちゃんは言った。

そうちゃんは大事なモノをいつも持っていく。 あるときはトーマスのおもちゃだし、 またあるときはブロックで作った何かの断片だし、 プラレールだったりお菓子のオマケだったりする。 今日夕方に家を出ようとすると、 お父さんちょっと待って、と言う。 こ…

稲刈りだの展示会だのワーワー忙しいだろな、と 思っていたんだけどやっぱり笑けるような慌しさで、 なんとか山場を切り抜けた。 合間を縫って仲間に会う。 そして元気をもらおう。

「賛成」はつまり、未来の行動に結びつく。 「反対」はそれ自体が行動だ。 今の行動があるだけだ。 反対する上で未来の行動に結びつけるには、 「代案」が必須じゃないのか…

そりゃ数字は大事だ。明確だ。 でも数字にできないものも大事だ。明白だ。 じゃその境界はどこだ。

田んぼはビチョビチョで、 俺はヘトヘトで、 今日もまだ筋肉痛で。

音楽のストリーミングサービスというのは、 すごく便利だし興味はあるけれど。 供給側の「創造」に対する対価、として考えたら やっぱ釣り合わない気がするな…

深夜、ブーツの修理をしながら、 補修材が乾くのを待つ間に 原田宗典「メメント・モリ」を読んだ。 長い空白の時間についての 報告と、懺悔と、覚悟を記したような内容だった。 今まで読んだ作者の著作の中で、一番潔かった。 このまま書いてほしいなあ。

だけども権威が邪魔をする。 「ここまでのキャリアのある人なら大丈夫」 という過信。油断。 「いいデザイン」という観点だけで選考していれば、 こんなことになならなかっただろうにな。 起きた後では何とでも言えるけれど、 それにしてもやっぱ情けないと…

なんてかっこいいんだ。 どこかに手頃な敵はいないか。

そしてワケわからん。 どうすればいいんだ。 一緒に考えよう。

を読んだ。 劣等生の烙印を押された者たちが優れた指導者の下で 一気に上り詰めていくまるで映画のようなビジネス書。 出来過ぎだ、と思えばそれまで。 俺もやったるぜ、と自分に火をつけるには 「人を動かす」と同じくらい良い本。

なんか言われたところで、 そんなのどうでもいいじゃねえか。

今こそ。 一歩引け、俺。

大人がそう思っていても、 子供はそう思っていない場合が多い。

無償だ。

自分の周辺にある物が全部吹き飛ばされて、 そして大事な人たちが焼かれて死ぬってことを。

そうちゃんは寝ていたので、 起こさずに家を出た。 数分して携帯が鳴った。 「もしもし？」 「ひぐ…ひっくひっく…ぱぱー」 「どしたんや。なんで泣いとるんや」 「そうちゃんもバイバイ言いたかったあー、ウエエンうわー」

生き物であって、機械じゃねえ。

フォローミー。

「微妙ですよね」

勝ち続ける男はどう見てもかっこいい。 でもよく見てみろよ、 本当はかっこ悪いじゃないか。 負け続ける男はどう見てもかっこ悪い。 でもよく見てみろよ、 本当はかっこいいじゃないか。

自分はリーダーになる必要はない。 自分がどう思おうと、 よそから見ればひとつの大きな塊さ。

期待すると悲しくなるからね… ってうるせえ馬鹿。 期待するのをやめたらそれは、 ひたすらにやり過ごしていくだけの日々だ。 俺は期待するぞ。 今日がダメでも明日には期待するぞ。

頼むから靴を脱がないでくれ、おっさん。