お前のために生きるとか、 この身をあなたに捧げるとか、 犠牲になることがかっこいいって 思ってるとしたら、 それはきっとただのナルシストだ。 誰かのために生きなければならない。 この身をあなたに捧げなければならない。 犠牲になることがあるとしたら…

よく紹介される偉人の名言というのは、一言だ。 一言だから聞いてすぐに「深い」とか なんとなく「わかった」ような気になるけど、 結局は「うまいこと言うなあ」と 思う程度で心には残らない。 名言を発した人がその言葉に至るまでの 経験や思考、その過程…

恋愛で「相手につくす」ことを長所であるかのように 言う人がいるのだけど、 その時点で対等な関係にならない気がして 違和感あるのは自分だけかのう。

一部の人の熱狂的な支持を得るか、 大勢の人の標準的な支持を得るか、 何かを表現するときビジネスが絡むと、 ターゲットを考えざるを得ない。 よく「昔はよかったけど売れ筋に走った」 なんて言われる表現者がいるけど、 大勢の人をターゲットにしただけの…

ところで二つお願いがある。 ご飯のとき、手づかみでわっしわっしと 色んなものをつかんで、 あきらかに口の許容量オーバーであっても オラアーッと食べようとするだろ。 結局口に入らなくてボロボロこぼれる。 うん。 食欲旺盛なのは大変素晴らしいことだ。…

二十日で、君は一歳になった。 もう一歳か、と思うけれど、 振り返ればそれなりに色んなことがあったよな。 密度の濃い日々だったよ。 最近は、はい。という返事らしき言葉を言ってみたり、 お別れのときに手を振る真似をしてみたり、 これは食べたくないと…

先週のことだけど、 なんとか休みをとって、九州は別府に旅行に行った。 初日は生憎の雨と強風でハンドルを取られるほどで、 サービスエリアでは帽子が風に飛ばされて あやうく失くしそうになったり、 事故のせいで道路が通行止めになったり、 旅館で寝てた…

誰かのせいにした瞬間、主体性は消える。

毎日、自分が会社に行っているのか、 それとも会社が自分に向かってきているのか、 わからなくなることはないかい。

娘に、あなたの分まで生きるよって言いました。 カメラに向かってそう言えるようになるには、 深く長い悲しみの時間を通る必要があったはずだ。 その時間の質は、第三者が想像してもとても及ばない。 奇跡が起こった、という話は耳障りがよい。 だから第三者…

高さ2メートルくらいの 滑り台の上までは上がれたのだけど、 そこでびびって立てなかった。 もちろん滑るのも怖くて、 半泣きでまたステップを下りた。 滑り台ができなかったのが悔しかったらしく、 公園の片隅の小山の上に座って そこから滑ろうとしたけど…

最初はひとつの純粋な善意でも、 複数の善意に繋がって大きな流れになると、 その過程で淀みが生まれる。 それだって最初はほんとにただの淀みだったんだろう、 悪意というほど確信のあるものではなかったかもしれない。 でも淀みを放っておくとやがて、小さ…

目が腫れてボヤーンてなってる。

感謝とか尊敬とか大切とか愛するとか なんか色々考えるけど、 結局のところできることは とにかく丁寧にすることくらい