年のせいか思い出のことばかり考えてしまう、 とある人が言って、 ああ、俺もだな、と思う。 正直、昔ほど今を楽しめなくなった自分がいる。 もしかするとそれが大人になったってことなのかもしれないけど。 だけど、それは年のせいではなくきっと年の瀬だか…

家に捨て置かれていた安物オーディオインターフェースは動かなかった。何年も放置してたんだから当然だ。 そして最近アコースティックギターのサウンドホール部に取り付けられるマイクがあることを知った。 よし、とりあえずこれ買ってみよう。 まずはこれを…

冷えるな、と思って外に出たら、 研ぎ澄まされた空気が街に降りて来ていた。 自転車をこぎ始めてすぐに冷たい感触が頬に当たった。 街頭の光が届く丸い空間に、雪がちらついているのが見える。 そんな時、久しぶりに会いませんか、 とメールが来ていた。 沢…

そんなの、考えれば考えるほど重たくなっていくだけだ。 意味なんか無いなら無いで別にいいじゃないか。 何も考えずに笑えるならそれが最高だろ。

不意に見たくなって、 「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」を見た。 そしたらめちゃくちゃ面白かった。 初めて見たのはたぶん小学生の時。 当時はあまり意味が分からなかったけど、 今見てもやはり大人向けだった。 1984年にこんな映画を作るんだか…

手を繋ぐことの尊さを知ってるんだ。 画面越しにはできないんだよ。

何もしない１日。

決断力は時に傲慢に見える。 慎重さは時に臆病に見える。 先頭に立てば前者に見えるし、 後続に立てば後者に見えるんだろ。

救急車の音が聞こえた。 土手の道路は渋滞していた。 橋の向こうにパトライトが回っているのが見えた。 複数のパトカーがいて、そのうちの一台がこちらにやって来て、片側の道路を塞いだ。 事故現場は橋を渡った先の交差点だった。 巨大なイモムシが横たわっ…

さようならと一緒に、ありがとうと言ってもらいたい。 だから真摯に向き合い、紳士に振る舞まいたい。

健康診断… 胃カメラ超憂鬱 あれだけはほんと慣れない 嫌だなあ

カラオケボックスに行った。 でかい音で弾いてでかい声で歌った。 そして問題はギターよりむしろ歌の方、ということが分かった。 キーが高くて、自分の調子がいい時じゃないと高音部分が出ない。 歌に集中するとギターが疎かになる。 なのでこれはもう一発録…

スタジオか、カラオケボックス。 行くなら今のような気がする。 今一度近所を調べてみる。 デカい声、デカい音でやってみた時にどんな風になるのか、 自分でもわからない。

あ、歯磨き粉が新しくなってる！ ぶ、ど、う、あ、じ。 ふーん！ どんな味がするのかなあ？ ぶどうの味じゃねえの？ うわあー！ ぶどうみたいで美味しい！ もっとたくさんつけてみよ！ やめておきなさい はっくしょん！ うわあー！なんでこっち ちょま

悪魔が言った。 お前のやりたいことを三つ言え。 その通りの日々を提供してやる。 一つ目は、そうか女か。 よし。 毎日いろんな女とセックスさせてやろう。 二つ目は、そうか金か。 よし。 毎日欲しいものをどんどん買わせてやろう。 三つ目は、そうか豪邸か…

天使が目の前に現れて言った。 真実を教えてあげる。 あなたは、自分で思っているより賢くないわよ。 あなたは、自分で思っているより嫌われてるわよ。 あなたは、自分で思っているより臭いわよ。 あなたは、自分で思っているより若くないわよ。 あなたは、…

とりあえず、思い切り弾いて思い切り声を出す。 それを一発録りしてみる。 家では無理だから、時間を作ってスタジオに行くしかないな。 結果的に一年がかりになってしまうな… 頑張ってみる。

何をしたいか、じゃない。 誰としたいか、だろ。

降りていく人に手を振り、 乗ってくる人を迎える。 車両は速度を上げたり落としたりしながら、 ただひたすら線路を進む。 以前よりも車体が軋む音は大きくなってきてる。 乗客たちは一様に不安な表情を浮かべてる。 俺はこのまま乗り続けるのか。 それともど…

今日も家に着いたら０時を回っていた。 けどまあいいか、 土手から見えたオリオン座きれいだったし。 自転車こいでたら、 オリオン座がどんどんこっちに近づいてくるような気がした。 星の一粒一粒がでかくなっているように見えたんだ。 ほんとに。

どこにも行きたくなくて、 どこにも行かなかった。

わけあって深夜。 自転車で街を抜けていく。 歩道には誰もいない。 時折車が横をかすめていくだけ。 交差点の信号はひたすら点滅してる。 建物の窓から漏れる光は少なくて、 街は暗くて、静まり返ってる。 幾度となく狭い路地の横を通り過ぎる。 路地の向こ…

１週間くらい前。 仕事帰り、月が明るく光っていて、 空一面に雲が広がっていて、 墨の絵みたいだった。

人間を敵と見なしたAI。 再び地上に姿を現した恐竜。 地球規模の自然災害。 大国間の核戦争。 致死性の高い病のパンデミック。 宇宙人の襲来。 30年後までの間に現実に起こりそうなのは、 と考える。 自信を持って否定できるのは…

自分の信じる道を進む事だ。 進んでいる最中にもしも強い妨害に遭ってしまったら、 その時は 命が果てるまで突き進むのか、 それとも逃げるのか、 という選択を迫られることになる。 何かを守るために前者を選ぶのなら、 それは意味がある。 守るものが無い…

くそー １回目は何もなかったのに、 ２回目は見事に発動しやがったな… カラダダルイアタマイタイ デモゴハンハシッカリタベタ モウネル。

先月の豪雨は、実家の田んぼの一部法面を崩し、 機械や稲を雨水に浸した。 被害はゼロでは無いけれど それでも今日、なんとか稲刈りができている事を まずは感謝しよう。 コンバインの大きな音に驚いた蛙や蛇やバッタやカマキリや亀たちが、 慌てて別の田ん…

顔を合わせて会えない人たち。 とにかく元気でいてくれよ。 ほんとにそれを願う。 俺もがんばるよ。 悪態つきながらだけど。

暗闇の向こうに怪物が現れる 目を懲らせば 大きな口が見えるだろう 耳を澄ませば 荒い息遣いが聞こえるだろう そいつの好物は人間の思念 スマホの明かりを頼りに近づいてくる 油断すると飲み込まれるから 気をつけた方がいい そいつから逃れる術はただ一つ …

最善を尽くせ、と言うだけの上司は信用しない。