大通りは整然として、平和だ。 路地に入れば、カオスの入り口はいくらでもある。

布団の中で寝返りしながら、 あ、おしっこ出る！ と叫んだときはさすがにびびったが、 様子見てたらそのままスヤスヤと寝ていたので ほっとくことにした。

正義とは大衆だ。 正義とはなんだ？ 正義とは口実だ。 正義とはなんだ？ 正義とは裁きだ。 正義とはなんだ？ 正義とは演目だ。 正義とはなんだ？ 正義とは盲信だ。 正義とはなんだ？ 正義とは勝利だ。 正義とはなんだ？ 正義とは…

砕けて当たって 当たって砕けて。 直して 直して 直して 直す。 その間、 笑って怒って 泣いて笑って。 ひたすらその繰り返しさ。 きっとそういうものなんだろう。

得てして、面白くない。 短編ならまだしも、実験的で且つ長編の作品で、 面白かったものって思い浮かばない。 実験的な作品は短い方がいい。 「マスククラブ」は… そういうことな気がする。

明け方四時に布団から出て騒ぎまくる一歳児。 静かに寝ないとオバケが来るぞ。 と警告すること10回。 全然言うこと聞かないので、 もう悪い子はオバケのとこに行くぞ！ と言いながら抱きかかえて真っ暗なリビングに連れて行った。 案の定ジタバタして大泣き…

真横で熟睡してる四歳児は、 真夜中に突然言った。「ハイ元気です」 また別のある早朝、 また突然言った。 「あいうえお」