2023-01-01から1年間の記事一覧
車を降りてすぐに上の子は空を見上げて、 うわあすごい星がきれいだね、 前に父さんと冬の星の観察したよね、 と言った。 そうじゃの、あんときお前すごい適当に書いて 何度も書き直したよの、 と答えると、 そうそう、ちょうどあれだよね、冬の大三角よね、…
チバユウスケが逝った。 入院してからずっと続報が無いから気にはなっていたんだけど、 そうか… 10代のときにミッシェルの「High time」に心を撃ち抜かれて以降、30年近く自分にとってずっと憧れの対象だった。 同じような輩は日本全国にいて、 たぶん今日は…
「東京ヒゴロ」を読んだ。 まるで詩のように一コマ一コマを味わうというような感覚。 場面によってはテキストのないコマが言葉を持って訴えかけてくるような感覚。 そしてラストは泣いた。 編集者というポジションは、 アートとビジネスのバランスを取る役回…
外国に行った元部下の子から、 縁あってデザインの仕事をもらえるようになりました、という連絡が来た。 何が嬉しいって、それを俺に報告してくれること。 自分の道を切り開いて行ってるね、 俺も負けないように頑張るよ、 と返事した。
狸と目が合った。 こないだはキジだった。
左目の眼圧が高くて、 定期的な検査が必要とのこと。 緑内障なんて意識していなかったけど、 軽んじてはいけないやつ… 自分自身のメンテナンスは意識してやらなくちゃいけないんだけど。 夏に自転車でコケて怪我をした右肘には、 見事にでかい跡が残った。 …
会いたいなと思う人は増える。 実際に会う人は減る。 腹を抱えて笑うことは減る。 頭を抱えることは増える。 足元を見ることは増える。 空を見上げることは減る。
東京の街の上を飛行機が飛んでく。 窓枠の中を左から右に高層ビル群がぶっ飛んでく。 夕闇の向こうに富士山のシルエットが見える。 得意先を回る三日間の営業訪問ツアーが終わって、東京を後にする。 東京はなんだか時間の流れが早いなと思う。 あちこち移動…
稲を刈った後、種籾は乾燥機にかける。 乾燥した後は籾摺り機にかけて、 そこでようやく玄米が出来上がる。 軽トラの上にたくさんの米袋を積み上げて、 汗だくになって腕が上がらなくなって、 腰が痛くて、米袋の上に寝転がった。 そしたら空が綺麗だった。 …
自転車で走る。 風の質が少し変わったな、と思ったら、 川べりから聞こえてくる虫の声も 変わったことに気づく。
正直言ってそんなに多くないから、 そもそもメモリーできないことは考えない。 だけど考えなかったら完全に忘れちゃうので、 重要度ランキングは書き留めておく。 そしてだいたい5位くらいまでのことに 意識を向ける。 それより下のことまで考えようとすると…
色々とある。 それを言うためには自信が必要で、 なんとか自信をつけようとするのだけど、 そうしているうちに時間は過ぎていく。 どこまで自信をつけたらいいのか わからなくなって、いつの間にか そのことを何も言わない理由にしているんだ。 臆病なだけだ…
傷はなかなか治らない。 この時期のガーゼやパッドは痒くて不快だ。 だけどこのくらいの傷で済んだからよかった、 と思わないといけないよなあ。
どうにも上手く歌えなくて停滞しまくっていたのだけど、 声が出ないのなら仕方ない、 地声のキーが低いのはもうどうにもならない、 そう受け入れて、ファルセットを練習することにした。 地声との切替が難しい。 声量との両立も難しい。 これはこれで折れそ…
やってしまった。 雨で濡れた路面なのに、直角カーブをいつもと同じ速度で曲がったのがまずかった。 ズルッとタイヤの滑る感覚があり、 やば、と思った瞬間には視界が一気に傾き、 右手で受け身を取ったけど転倒し、 右肘をモロにコンクリに擦り付けた際 同…
地元の祭りに出ることになった。 とにかく、一生懸命やろう。 まずはそれからだ。
このクソったれが わかったっつーのバカヤロウ やってやるよ 全力でやってやるよ そしてゴハンをたくさん食べて お茶ガブガブ飲んで そして100パーセント いびきかいて眠って また明日も頑張ってやる 文句あっか
もし可能であれば、今日中に発注書の改訂をお願いできませんでしょうか。 丁寧な文面でお願いをする。 先ほど手配したので少々お待ちください。 すぐに返信があった。 よかった。 何とか今月分の請求に滑り込ませることができそうだ。 次月分のセルに記載し…
そう言って玄関を出ようとした時、 子供たちがカードを渡してきた。 昨日は渡せなかったから、 今見て、と言いながら。 カードを開くと、 笑った顔と、 いつもありがとう、 大好きだよ、 と書いてあった。 ありがとう、でももう時間だから、 帰ったらちゃん…
同級生が亡くなった。 病気で入院してたなんて知らなかった。 一年以上の闘病生活の中、状況を皆んなに言っていなかったのは、本人の希望とのことだった。 SNSには、3年前ににっこり笑う写真が残っている。 やりたいことが明確にある中、 それができなくな…
と、言うだけではダメだ。 納得いかないことを納得いくようにするには、 結局は自分が動くしかない。 やるだけやってダメなら、去る。 それも動くことの一つか。
なぜ殺すのですか。 食べるからだよ。 なぜ食べるのですか。 それは生きるためだ。 なぜ生きるのですか。 生まれたからには、生きてやるんだ。 では、あなたは殺されるのですか。
あれに比べればまだマシだ。 これと比べてもまだマシだ。 あいつとかこいつに比べてもまだマシだ。 見下して得る優越感。 それは自己肯定であり、 アイデンティティそのものなんだ。
なんかそれはもう仕方のないことだな。 以前の歌い方で以前のキーが出ないから、 それはもう歌い方を変えるか キーを落とすかのどちらかをするしかない。 もうそれでやるしかないな。
ぼくも反抗期になるのかなあ? んー、なるんじゃないの? 反抗期になったら性格変わるのかなあ? 性格っていうか… 親のことを鬱陶しく思ったりするんよ。 そうかー、ぼくもなるのかなあ? んー、まあ、なるかもしれないし ならないかもしれないけど、 たぶん…
こんなに私はやっているのに、 どうしてあなたは それを認めてくれないのだ。 これをお互いが思い始めたら日常は どんどんピリついていく。 回避するには感謝の言葉を日常的に使うしかないんだけど。 昔はあんなに自然にできていたのになあ。
と聞いて、 大丈夫、 と返事があって、 ああ、良かった、 と安心する。 元気ですか、 と聞かれて、 元気です、そちらはどうですか? と返事をする。
笑っていたのに、 今日の月は唇を歪めてら。
そもそもあなたは嘘をつくのがヘタだ。 はっきり言ってドヘタだ。 だけどそれはそれでもいいんだ、 それは根が正直者ということだから。 嘘のつき方は上手くならなくていいんだよ。
音楽は世界を救うのか? 男女の友情は成立するのか? 幸せはお金で買えるのか? 仕事と私はどっちが大事なのか? 答えは暇の中にある。