機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

咀嚼と書いてソシャク

口に入れたらよく噛んでよく味わって、 そして飲み込むんだ。鵜呑みにしちゃいけね。

当たり前だった

当たり前だった場所に当たり前にいた人がいなくなったとき、 そこに当たり前にあった様々なモノたちが、痛烈に主張する。 着ていた服や携帯電話やカバンや歯ブラシや本やCDや靴。 それらは視界に入ると同時に心を突き刺して、 遺された人を容赦なく揺さぶる…

焦るな

なんだかんだとやることがあっても、 結局それを順番にやることしかできない。 焦っても進まないから、 焦った方が損だ。

傾いた本棚再び

ずいぶん前、リビングに置いていた本棚が傾いて、 これはちょっと危ないということで解体&撤去していた。 で、本棚を買い換えるべくいろいろと探していたのだけど、 引越しも検討し始めている今のタイミングで 本棚を買うのはなんだかもったいない気もし始…

心配です。早く帰って来い。

なんとかしてあげたいと思うんならなんとかしてあげればいいだろ。 それをカメラの前で口に出して言う必要はないし、 そもそもその言葉を引き出すための質問自体に何の意味も無い。 表向きは「心配」、ほんとのところは「蔑み」だ。 くだらねえ情報が多過ぎ…

連帯感を生むには

連帯感というのは、 単に目的が同一であれば生まれるというものではなくて、 小さな譲歩や小さな感謝や小さな尊敬が集まって 生まれるもんなんだな。 ひとつひとつを積み上げていくしかねえ。 面倒だけどそれしかねえ。

あの声は…

寝室から 「うぃーん。しゅいー。ひゅー。んまー」 という謎の声が聞こえる。 やべえ起きちまった。

中所のおばあちゃん

近所に、600円でおよそ二人前あるボリュームのお好み焼きを 出してくれるお店がある。 「確かにね、キャベツ高いね! でもねえ、ええんよ、少々赤字でもね。 お兄さんみたいにね、 店に気軽に集まってもろうて、 再々来てくれる人がおればね、ええんよ。 野…

無力

命がなくなるとき、 俺らにはできることもあるけど、 ほとんどの場合、何もできない。 俺らはとても無力で、 虚しさや悲しさを通り越したら、忘れていく。

初志

Sがお父さんになった。 難産で、お母さんは二晩に渡っててこずったらしい。 そんな中「なんとか無事に生まれてくれて、ほっとした」 と言ったのは、ほんとに率直な感想だろう。 その気持ちは忘れちゃならない(自分も含めて)。 男が女を尊敬できる要素のひ…

目的地へ進め

目的地に行こうとしたとき、過去に行ったことのある場所なら、 頭の中に地図を思い描くことができる。 毎日のように行く場所なら、何も考えずに最短のルートで行ける。 知らない場所なら、行き方を調べる。 行く途中で想定外のことがあったりすると、 判断を…

静かな雪の夜

雪の夜は静かだ、と思ったら、 どうやら積もった雪は本当に街の騒音を吸い込んでいるらしい。 せっかくだから騒音を含んだまま溶けてくれないか?

夜中も遊ぼう

夜中に目覚めた彼は、 何時だろうとお構いなしに 「遊ぼう」という顔で寝室から出発しようとするので、 引き止めて寝かしつけるのが大変。 現在進行形で彼は大騒ぎ。 寝よう!寝よう!

いなくなったらプレミア化

すごい人は確かにすごいけど、 死んでしまうと、一気に神格化されて とんでもなくすごい人として扱われるようになる。 そこには客観的な評価なんてない。

チーズケーキが好きで

カミさんが焼いてくれたんだけど、 これがとても美味かったんだ。

大変な癖

このところ彼は妙な癖がついてしまって、 カミさんの口に手を入れておかないと落ち着いて寝ない(笑)。これは大変な癖がついてしまったぞ。

無理はするな

無理をして生きたくない ⇒ YES 夢のためなら無理もする ⇒ YES 無理をして生きたくない ⇒ YES 子供のためなら無理する ⇒ YES 無理をして生きたくない ⇒ YES 仕事のためなら無理する ⇒ YES 無理をして生きたくない ⇒ YES でも無理しない方が無理 ⇒ YES

家を創る

建てるでもなく、作るでもなく、「創る」。 そんな言い方がふさわしいおうちに行かせてもらった。 壁や床板の張替え、天板や壁面の塗装、 本棚やキャビネットやオーディオボードやベッド、 壁に飾られた絵画やソファの上のクッション、 テーブルの上のインテ…

一枚の絵があって

動かないし音もない。 もちろん話さないし、BGMもない。 だから面白い。 動いたらつまらない。

18歳の成人(笑)

そんなこたーとてつもなくどうでもいいので、 あんたたち自身の定年制度(年齢制限)について議論してくれねえか。

寒空の下をゆけ

酒飲んだ後、寒空の下を自転車こいで帰る。 息が切れて酒が回る気がする一方、 冷たい風を正面から浴びて、 結局酔い覚ましの方が勝さる。

勇気を出して、そこに留まれ

リスクを冒してとにかく前へ。 それが本当に正しい判断かどうかなんて 誰にもわかりゃしないし、 もちろん、 リスクを冒さずそこに留まることだって、 正しい判断かもしれないだろ。

「寄ーしーて」「いーいーよ」

例えば小学生の頃、誰かが新しい遊びを始めて、 それが少しずつ大人数に広がっていくと、 一旦出来上がった輪の中に第三者が入ろうとするときに、 「寄ーしーてー」というリクエストと、 「いーいーよー」という承認が必要だった。 そういうとき、なぜか輪の…

夢の木

土壌の無いところには芽は生えないんだよな。 夢を見るには夢を見るための土壌がいる。

試験前夜

明日は例の国家資格検定の学科。 今日の昼間はカミさんに時間をもらって、 先週と同じ喫茶店で勉強させてもらった。 夜は、それを復習しようと思ってソファで 参考書を読み始めたのだけど、 3ページ読んだくらいで記憶がぶっ飛んだ。 気づいたらもうこんな…

お出迎え

玄関のドアを開けると、奥の部屋からゴソゴソという音が近づいてきて、 引き戸が開いて、彼が顔を出した。 そして俺の顔を見て、 ニヤリ、と笑った後、 また奥の部屋に戻っていった。 せっかくそこまで来たんだったら玄関まで迎えに来んかのう。

大人専用の唄

なんかもう別にどうだっていいじゃねえか うるせえうるせえうるせえうるせえ バーカバーカバーカバーカ 俺はもう怒ったぞう なんだテメエふざけんじゃねえ オラオラオラオラ ざけんじゃねえなめんじゃねえ 一撃必殺一発逆転 やったるぜこの野郎 ガーオガオガ…

雪ダイヤ

うちでとっている新聞社には「雪ダイヤ」なるものがあって、 中国山地越えが雪道になりそうな日は締め切りを繰り上げ、 いつもよりも早めに朝刊を輸送車に詰め込むらしい。 そして輸送車は路面が凍結していないか音を聞くため、 窓を少し開けて、冷え込む未…