暗闇の向こうに怪物が現れる 目を懲らせば 大きな口が見えるだろう 耳を澄ませば 荒い息遣いが聞こえるだろう そいつの好物は人間の思念 スマホの明かりを頼りに近づいてくる 油断すると飲み込まれるから 気をつけた方がいい そいつから逃れる術はただ一つ …

最善を尽くせ、と言うだけの上司は信用しない。

言いたいことがあり過ぎるときに 言いたいことを全部言ったら、 大抵いいことにはならない。

いい加減、練習するのも飽きた。 遠慮なく音を出せる空間があったら すぐにでも録音してみたいと思うんだけど、 けど家ではデカい音で弾くのも歌うのも無理で、 そうするとスタジオとかカラオケボックスとかに行くしかなくなるのだけど、 そういう場所になか…

数日間、雨は絶え間なく降り続いた。 屋根に激しく打ち付けるその音は心をざわつかせた。 これほど雨音が不吉に聞こえたことはなかった。 昨日は雨が止んだ。 数日ぶりに聞こえる蝉や蛙や虫の鳴き声に、ほっとする自分がいた。 それも束の間、今日以降の週間…

いや、何も話しては駄目だ。 肩を組もう。 いや、近寄っては駄目だ。 乾杯しよう。 いや、呑んでは駄目だ。 リアルには団結できる場所はない。 多勢は憮然としている。

一分間ほど目を閉じて、想像する。 今この瞬間、もしも爆弾が落ちて、 強烈な熱線と閃光、爆風によって、 周りの人たちや大事な人たちが、 焼けたり潰れたり吹き飛んだりして、 死んでいく様を。 だけど、想像しようとしても追い付かない。 そんな凄惨な光景…

組織という舟が、渦に呑まれてる。 色んな人が自分の事を棚に上げて、 ある人には同調して、 ある人には悪く言ったりする。 伝聞は鵜呑みにはできない。 フィルターかかりまくって、どれが本当のことやら分かりゃしない。 それでも判断する必要がある。 判断…