機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

日曜日の公園

高さ2メートルくらいの
滑り台の上までは上がれたのだけど、
そこでびびって立てなかった。
もちろん滑るのも怖くて、
半泣きでまたステップを下りた。


滑り台ができなかったのが悔しかったらしく、
公園の片隅の小山の上に座って
そこから滑ろうとしたけど、
お尻に砂がつくだけで
もちろんうまくいかなかった。


帰り際、近くで遊んでいた中学生のあんちゃんたちに、
おーい、友達よー、にんにちゅはー、
と挨拶した。