機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

連絡なしの納期遅延

五時半に出前の注文をする。
「六時半から七時の間にお伺いします」との返事。
七時。七時半。出前は来ない。
子供の寝る時間にも影響するので、何時くらいになるのか
聞こうと思ってお店に電話。
話し中。
八時。
配達も連絡も無く、電話してもずっと話し中。さすがに腹も減る。
八時十五分。
腹立つけど諦めてなんか買ってこようか、と思っていたら、
ようやく電話が繋がる。
「四十分くらい前に配達に出ました、申し訳ありません」
と言われる。
配達スタッフが1名しかいないから何軒か同時に回らせてもらっている、
もう少ししたらお伺いします、とのこと。
えーと遅れるなら遅れるで連絡もらえないでしょうか、と聞くと、
注文が集中して入りすぎて調理に集中せざるを得ず、
電話に出ることができなかった、みたいな説明をされた。
連絡くらいできるでしょ、と言っても「申し訳ありませんでした」の一点張り。
まあ、そりゃもうそう言うしかないだろうけどさ。


そうしているうちにピンポンが鳴り、出前の品が届いた。
申し訳なさそうに「お代はけっこうです」と言われる。
「タダというのもアレなので半分払います」と言うと
「ご迷惑をおかけしたのはこっちなので」とのこと。


結局お金を払うことはなく、
晩飯を食べたのは予定より二時間オーバーの八時半、
急いで食べた後、子供達はすぐに就寝。
お店の人もお金を受け取っていないからただくたびれただけ。
結果として誰も嬉しくない後味の悪い結果になってしまった。
なんかもうなんだかなあ。