機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

正月。食う。飲む。寝る。

カミさんの実家でカニ鍋をいただく。
うまい。
おばあちゃんの雑煮もいただく。
うまい。
寿司もいただく。
うまい。
そしてコーヒーとかお菓子とかもいただく。
うまい。
年末年始などおかまいなしに、彼は相変わらず3時間おきに泣く。

足ちっちぇーなオイ。


そして自分の実家ですき焼きを食う。
うまい。
みんなでカニ鍋をつつく。
うまい。
カツカレーも食う。
うまい。
そしてビールも飲む。梅酒も飲む。
うまい。
そしてコーヒーとかお菓子とかも食う。
うまい。



散歩から帰って、「まだ家に帰りたくない」とだだをこねる竜馬。


雪の残るあぜ道、田んぼの向こうを見据える竜馬。


長グツで雪道を歩くと、雪の感触がした。
田舎の時間はゆったりとしていた。
夜の10時に眠たくなるのはなんでだ。



竜馬。お前もうちょっと痩せた方がいいぞ…


と思ったら、そういう自分もこの正月で太っていた。