機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

ペットショップ

ペットショップはあまり好きじゃない。


「かわいい○○(子猫とか子犬とかミニウサギとかetc)
が入荷しました!」
みたいな感じで、あからさまに命を「商品」として扱うことには抵抗がある。


少し前に流行った消費者金融のCMは「お手軽感」をうたい、
お金を借りることの「責任の重さ」には触れていなかった。
ペットの売り方も同じように「お手軽感」が前面にうたわれて、命を飼うことの「責任の重さ」には触れていないように見える。


街中に氾濫した金融機関で「お手軽感」に乗ってお金を借りる。
そして「やっぱり返せない」という返済トラブルになるケースが
増加して、後に法律は改正された。


街中に氾濫するホームセンターやペットショップで「お手軽に」ペットを買う。
そして「やっぱり世話できない」という理由で保健所に連れて
行く、というケースと似ている気がしてしまうんだけど。
(一年の間に保健所で殺処分される動物の数が数十万匹もいるという事実にも驚いてしまう)


消費者金融と同じように、ペットも法による規制はできないだろうか。
例えばペットを飼う(売る)ことも資格制度にしてほしいと思う。
「一生ペットの面倒をみる」という覚悟、愛情、環境、
それらをクリアした人でないとペットを飼ってはいけない。
命の責任を負うんだから、それくらいはしてもいい気がするんだけどなあ。