機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

気づいたら築いていた

同年代の友人達が家族を築いてく。


昔、自分はそれを眺めている側だと思ってた。
自分が家族を築いていくなんてことは全然想像もできなかったし、
むしろ結婚とか家族とかっていうのはなんだか保守的で
あんまりかっこよくないことのようにさえ思ってた。
それこそマイホームなんて関係なさ過ぎて何だそれ?
というレベルのものだった。


そんな自分がいつの間にか三人家族から
四人家族の父親になろうとしていて、
しかも家なんか買ってしまってるのは、
なんかほんとに嘘みたいで未だにちょっと信じられないな。


転がり続けているうちにとんがっていた部分がどんどん削られて、
丸くなっていっている気がする。
それは寂しくもあったけど、最近はそれもいいか、と思う。


丸くなればなるほど転がりやすいし。
転がる方向を見据えていればいいだろ。