機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

30年後に備える

えー、2000万の買い物をして、
一発で払えないから30年ローンを組んだとして、
支払総額は利子を合わせると売価の1.5倍の3000万になります、
てことは最初の10年は利子しか払っていませんが文句ないですね、
というのは普通に考えるとなんだかヒドイ話、
と思うんだけど、どうやらそれは住宅ローンでは普通の話なんだとか。


マジかよ俺は知らんかったぞ全然普通じゃねえぞ、
なんで銀行に10年かけて1000万もタダであげなきゃいけねえんだ
ふざけんじゃねえぞ、
せめてわしのときは1.1倍にしてくれんかのう、
と思うけどそれは聞いてくれるわけがない。


むー。
新築にこだわらなければ、
ただでさえ住宅って余ってるらしい。
それをほっぱらかしてカビ生やすくらいなら
もうちょっと安く有効活用する方法が出てきてもいい気がする。
少子化が叫ばれて久しいけど、
出生率が下がって高齢化が進めば進むほど、
住宅の過剰在庫もどんどん増えるんじゃないのか?


大学も今ほどの数は必要じゃなくなって、
ある時期から「大学進学率100%」になって、
そのうち大学の受け入れ人数が就学人数を越えちゃって、
各大学が受験生を集めるためのウェルカム競争を始めて、
「学費大バーゲン」とか「うちは偏差値まったく問いません」
みたいなことになってきて、
大学に行く価値もどんどん下がるんじゃないのか?


30年前と今とでは、びっくりするくらい世の中は変わってきた。
30年後と今も、たぶんびっくりするくらい変わってる。


30年後のことなどわしゃあ知らんでよハア、というのも、
一つの選択肢として全然アリなんじゃね、って気もする。