機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

活躍できねえ

彼は、お母さん(カミさん)に身を委ねている間は、
安心しきっている。


授乳のときはもちろん、お風呂のとき、寝かしつけのとき、
遊ぶとき、とにかくもう四六時中だ。
改めて思うけど彼はお母さんに完全に身を委ねることで
生きてるんだなあと思う。
ずっと一緒にいるだけあって、その信頼関係は半端じゃない。
正直俺、立ち入る隙あんのか?と思うくらいだ(笑)。


カミさんがあやすと、彼は声を出して笑う。
その笑い声が聞きたくて俺も同じようにするけど、
彼はにやーっとするだけで声を出してまで笑わない。
あやすのだけじゃなく、
お風呂に入れるのも服を着せるのも、
オムツを変えるのも寝かしつけるのも、
離乳食をあげるのも抱っこしてるときも、
基本的にカミさんじゃないと機嫌が悪い。
カミさんの手つきも手馴れたものだ。


そこはさすがマザコン、というよりもさすが母親、
と言うべきなんだろう。


子育てにおいてほんとの意味で父親が活躍するのは
子供がある程度大きくなってからです、
と何かの本で読んだ。


この時期、父親ってホントに活躍する場面がないなあ、と思う。