目の前にやらなくちゃいけないことがあって、
それがだいたい今日明日のうちには終わらせる段取りがついているとき、
手や足は勝手に動く。
それはとても集中力が研ぎ澄まされている状態。
息つく間もないだけに体は疲れるけれど、
その間ほとんど無心になっているから、
余計なことは考えなくて済む。
やらなくちゃいけないことを全部やり終えたとき。
ふと、手持ち無沙汰になったとき。
周りに人がいなくなったとき。
息つく時間ができたとき。
そのときに感傷の波がくる。
そのときがきっと一番つらい。
消化するには時間がかかる。
それはもう時間に身を委ねる他ない。
つらい時間だけど、必ず消化できる。