機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

ほんとに欲しいモノ

昔はちょっと好みの音だったらすぐにCDを買っていた。
3、4万もするジーンズなんてのも平気で買っていた。
ちょっと面白そう、と思ったDVDや本もまた然り。
自分の中で「欲しい」⇒「買う」に至るまでの敷居が低かった。


今、「ちょっといいかな?」程度の思い入れで買ったモノというのは、値段に関係なく、手元にほとんど残っていないということに気づく。
いつの間にか思い入れがなくなって、売ったり捨てちゃったりしたものがほとんどだ。


そんな中で残っているモノというのは、やっぱりほんとに「欲しい!」と思って買ったモノばかり。
ライブを観に行くほど好きなバンドのCD。
レザーのブーツやジャケット。
一生懸命お金を貯めて買ったギター。
一度ならず、たまに読み返す本。
そういう気に入ってるモノは、思い入れのある分大事に扱ったり手入れをしたりするから、思い入れの無いものに比べてコンディションも維持される(そもそも質のいい物は長く使えるってこともあるけど)。


だからやっぱ、「ちょっといいかな?」程度のものは買わずにおこう。
「欲しい」⇒「買う」に至るまでの敷居は高い方がいいな。