機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

カミさんおめでとう

今日はカミさんの誕生日だった。
昨年は俺とカミさんの二人だったけど
今年はもう一人いるので、
ベビーカーに彼を乗っけて久々に外食。


去年の俺の誕生日に子供が生まれてからこっち、
振り返ると慌しい奮闘の日々だった。


初めての育児で
日々のペース配分が掴めないまま、
大きな声で泣くちっこい彼に翻弄されて、
あじゃないかこうじゃないのと試行錯誤を繰り返し、
そのうちにイライラしたりして
些細なことで衝突もした。


思いがけず大きな声が出ることもあって、
そんな喧嘩は今までにしたことがなくて、
そのこと自体に驚いたりもしたけど、
でもまあそれは仕方ない、
一生懸命の証拠だろ、と後で思った。


今からもたぶんいろんなことがある。
一生懸命子供と向き合ってれば、
そん中で、もちろん喧嘩もすると思う。


喧嘩しないことも大事だけど、するときはしてしまう。
もっと大事なのは喧嘩した後に冷静になって仲直りすることだ。
それはお互いのためでもあるけど、
何よりその間にいる子供のためだ。


子供が生まれて育児に追われると、
色んな意味で責任を意識するようになって、
彼氏彼女のときのような恋愛感情はいつの間にか影を潜めていく。
ああ、おとっつぁんとおっかさんになっちまったんだなあ、
と実感することは、ある意味寂しいことでもある。


でもそれが必然なんだろう。
替わりに生まれるのが家族の絆なんだろう。


いよいよ大事になってくるのは、お互いへの感謝と尊敬の念。


まあ、なんか最近家族っぽくなってきた気がする。


とりあえずカミさんおめでとう。
大変だと思うけど、これからもがんばろう。