機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

白い紙

子供の頃、白い紙が大好きだった。
落書き帳。
画用紙。
カレンダーの裏。
チラシの裏


白い紙は自由だ。
だから白い紙を見つけては、鉛筆で好き勝手に絵を描いた。
紙がなかったからテーブルの裏に絵をでっかく描いて、
激しく怒られたこともある。


今はあの頃ほど落書きすることはないけど、
白い紙は相変わらず好きだ。
だから、数年前からは手帳も真っ白なプレーンのものを使っている。
今年もそのMOLESKINEの手帳がもうすぐ役目を終える。
一年間行動を共にしてくれてありがとう。


来年用に、まったく同じものを買った。
何も書かれていない真っ白な手帳は、
それだけで少しわくわくする。