2015-02-20 ねちっこい文章 「坂の上の雲」を読むのを少し止めて、 ずいぶん前に買ったまま放置していた 村上龍の「マスククラブ」を読んでる。 前者の文章が淡々とした事実描写の向きもある一方、 後者のそれはどろどろとねちっこい。 まあド変態小説だからねちっこくて良い。 作者が違うから文章が異なるのは当たり前だけど、 内容(ストーリー)と目的(伝えたいこと)によって 手法(文章)も変えることができれば、 それは武器になるよな、と思った。