機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

負のオーラ

自分にとって確実にマイナスの影響を及ぼす、
「負のオーラ」を放つ人がいる。
相性の良し悪しみたいなものだけど、
負のオーラは「ものすごく相性が悪い」ような人から放たれる。
「ものすごく嫌い」とはちょっと違う。


わかるだろうと思っていたことが全然伝わらない、
何かと面倒なことを頼まれる、
態度や格好、行動が理解できない、
その他いろいろ、自分にとってデメリットばかりが思いつく。


そんな人が知り合い程度の関係なら距離を保てばいいわけで、
ストーカーのように一方的に距離を縮められない限り、
そんなに問題はない。
でも稀に、恋人の関係でもそんな人がいる。
確実にマイナスの影響を与える(与えられる)と
わかっているのに、離れられない。
理屈では離れたほうがいい、と思っていても、
妙に情が移ってしまって離れることができない。


情というのは文字通り「情け」なだけで、
それは「好意」ではないから、両者は対等な関係にはなれない。
そして対等じゃない恋人同士はほとんどの場合、
うまくいかない。


情は捨てて、自分の中の理屈に従うべきだと思う。
そうしないと負のオーラは自分にまとわりついて離れない。
情は消化して無くすことができるけど、
費やした時間はチャラにできない。


そういう決断ができるかできないかで、
人生はものすごく変わる気がする。