機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

引っ越してから10日

どこに何があるかがわからない。
毎日のように色んなモノが届く。
本棚に収納ラックに電化製品、照明、その他色々。
組み立てたり片付けたり。
大型ゴミを捨てに行ったり、銀行に行ったり。
とにかく色々。
寝るのは毎日1時頃。


家の構造かそれとも土地柄か、
マンションのときよりずいぶん寒い。
結露とか半端ないし。
住んでみてから風呂に換気扇が無いことに気付いたり。
まだまだ手を入れるところはたくさんありそう。


通勤時間はおよそ倍になった(およそ50分)。
まさか芸備線で通うことになるとは思わなかったけど、
一時間かからないくらいだから思ったよりしんどくはない。


挨拶回りをしたら、近所の人たちはみなさん年輩で、
優しそうな人ばかりだったので安心した。
子供が多くないから、その分かわいがってくれそうだ。


毎月日曜の早朝に近所の掃除があったり回覧板が届いたり。
マンションにはない色々もあるけど、
それもまた戸建ての宿命か。


困ったのはネット回線。
ひかりのプランを契約し直したのだけど、
ケーブルを通すためのルートが家の中に上手く確保できず、
結局一階の端っこから無線で飛ばすことに。
これまでは有線だったので機材とかが足りなくて、
ちょっといろいろ時間がかかった。
今日ようやく接続。はあ。


ぐちゃぐちゃだった家の中もようやく片付きつつある。
俺は未だに実感がないんだけど、
なんかもう実感は無いままかもな。
とりあえず以前よりずいぶん広いので、奏ちゃんは大喜びだ。
うんまあ、それが一番だな。


女の子の名付けの本を買った。
カミさんのお腹はそれとわかるくらいに大きくなってきた。
慌しい日に流されて感傷に浸る暇もなくて、
ゆっくり名前も思案できていない。
ごめんよ、でもそろそろお前が主役になる頃だぞ。
もう少しお腹の中でいい子にして待っていてくれ。