機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

信じるものがあるか

教育は知識を提供すること、
洗脳は思考を誘導すること。
と勝手に定義してみる。


受ける方に主体性が有るか無いかっていうのは大きな違いだ。


主体性、と言うと聞こえはいいけど、
個性とか個人の権利とかを重視し過ぎると、
組織としての力は強くならない。
個人の実益が重視されるようになるから。


何か絶対的な象徴がいて、
それを信じることによって生まれる連帯感、
それは組織としての力を強くする。
個人を支えるのはプライド(崇高なものとは限らない)。


主体性を持たせた上で、何かを信じる心を教える。
それを両立させるには、洗脳とまではいかないけど、
ある程度の思考の誘導は必要かもしれない。


国だってひとつの組織だと思うけど、
そう考えたときにみんなが「何」を信じればいいのかって
いうのはとても難しい。
宗教なのか、
権力者なのか、
お金なのか、
それとも、隣国が敵だということなのか。