機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

もはやタヌキと呼ぶのももったいないくらいだ

ふんぞり返った醜悪な天狗は、
まるで他人事のような意識を持って被災地に赴いたんだろう。


自分は「助ける側」の人間だから、
「助けられる側」の被災地の人たちは
「黄門様が来た!」とばかりに「ははー」とひれ伏すのが
当たり前だとでも思っていたんだろう。


そんなクソみたいな自意識は、
「知事が先に待っていなかった」とかいう理由で、あっさりと砕けた
(そもそもマナー違反だったのかどうか、という点も疑問だけど、
仮にそこにマナー違反があったとして、いったいそれがどれほど重要だと言うんだ?)。


そして、何も決められない自分たちを棚に上げて、
傷ついた土地の傷ついた人たちに、
「知恵を出さない奴は助けないよ」
みたいなことをほざいた。


…勘違いもいい加減にしてくれ、と思う。


復興を先導する者なら、「絶対に復興してやる!」という
自己暗示が必要なくらいの強い意志が必要なはずだ。


そしてその鉄の意志を持って、
みんなを応援し、勇気付け、安心させなければならないはずだ。


その素質、ゼロ。
それどころかかき乱してるとしか思えない。
こんな奴が引き続き今の立場に食らいつくなら、
復興は遅々として進まない、と断言できる。


失言のたびに群がる輩にもうんざりしていたけど、
今回ばかりは総動員で引きずりおろしてほしい。