機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

CDに音楽を焼かなくなった…

先日、本棚の不要なモノを整理したら、
聴かなくなったCD-Rがぞろぞろ出てきた。
で、思った。
最近、全然CD-Rに音楽データを焼かなくなったなあ、と。


自分の場合、ライブに行きたいって思うほど好きな
アーティストのアルバムは
ジャケットやディスクのアートワーク自体にも愛着があるから、
手元に置いておきたいと思う(映画や本も同じ)。


でも、そこまでではなくてちょっと気になる程度のアーティストの場合は、
CDを借りてきてもPC(itunes)に取り込んでハイおしまいというパターンがほとんどだ。


これ、お手軽な上に場所も取らなくていいんだけど、
ディスクもジャケットもない音楽データはお手軽すぎて、
文字通り「聴き流している」ということに気づく。
音楽も映画も本も、データ化するとモノではなくて
「単なるデータ」になってしまって、
その時点で最終形までの製作工程(製作者の工夫とか苦労)とかも
想像しなくなるような気がする。


とか言いつつ、便利さ故にこれからもそうしてしまうと思うんだけど。
これが良いのか悪いのか、よくわからない。