機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

ジャズを聴く

Nと飲みに行った。


鉄板焼き屋で話しながらお腹を満たした後、
「今日はゆっくり飲んでみっか」ということになって、
ジャズの生演奏が聴けるバーに行く。


バーに入ると、バンドはすでに演奏していた。
サックス、ピアノ、ウッドベース、ドラムの四人編成、
アンプなし。


ドラムの人以外は三人とも熟年の域に達したプレイヤーだった。
編成は最小限。
でも即興が多分に含まれていて、密度が濃い。
各プレイヤーの音が絡み合うような演奏。


ああ、
いいね。


ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを思い出した
(ジャズじゃないけど)。


演奏後にテーブルで少し話をさせてもらった。
気さくでいい人たちだった。


ライブハウス以外で生の演奏を聴くのは久しぶり。
音楽の余韻が残る中、家まで40分を歩いて帰った。