2013-01-03 ユーズド 使い込まれたかっこよさ、 というのがある。それはほんとに良いものでしか 出せないものだ。 使い込む前に壊れるものは論外だけど、 値段が高けりゃ良いものかというと そうでもない。 思いをこめて作られたものが醸し出す、 かすれた色や、 ぶつけたときについた傷、 はげた塗装や、 角のとれた取手やシワや錆びた金具。 それでいて機能性は十分というものは、 その佇まいがすでに美しい。