機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

不機嫌な人々

朝、信号の故障で、電車が遅れた。
15分遅れでやってきた満員電車。
雨だし、ギューギューだし、
それでも強引に乗り込もうとする人。
車内の空気は蒸れて、淀んでた。
通学の高校生以外、みんな押し黙って不機嫌そうだった。
駅に着き、ホームに下りた途端、
いつもよりも足早に散っていく。


もちろん俺も全力疾走。
遅刻するかしないかはけっこう微妙な時間。
会社に着くと同時に始業のチャイムが鳴った。


なんかもういろんな負のエネルギーを吸って、
体力を消耗した朝だったなあ。