機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

第六感

シックス・センス
今日テレビでやっていた。


シャマラン監督の初監督作にして、珠玉の一作。
この映画の演出ってすごくいいと思うのだけど、
でもやっぱ一番はストーリーのアイデアだ。
伏線が一気に回収されていく辺りは、
初めて観たとき鳥肌が立った。
(細かい矛盾点なんてこの際どうでもよくて)。


でも残念ながら、この映画以降の監督の作品は
どれもつまんなくなった。
虚を突くことばかり奇をてらうばかりで、
ストーリーも魅力のある登場人物も置き去りになってしまった。


良いアイデアは熟考すればさらに良いアイデアに成長するけど、
奇をてらっただけのアイデアは熟考する余地も無く忘れられてしまう。


この監督の映画を観ると、そんな風に思ったりする。