機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

若さ故?

二十代のA君は、
自分の不得意なところはあっさりと
「だから不得意だって言ったんですよ…正直やりたくないです」と言う、
自分の得意なところはちょっと高飛車な口調で
「いや、普通はそうはしないでしょ。普通は言わなくても分かるでしょ」
と言う。


もう少し謙虚になれんもんかなあ、なんて思ったりもするけど、
我が身を振り返れば同じような頃、
ロン毛に茶髪、パーマにピアスという挑戦的な風貌で、
どこか冷めた目線を持ってた。


そうか。
たぶん俺もおんなじだったんだな。