街の輪郭が切り取られて、 まるで切り絵のよう。

後ろの山の麓に鉄塔が立っていて、 川の向こうにも鉄塔が立っていて、 こっちの鉄塔からあっちの鉄塔に向かって 電線が伸びている。 どうやって鉄塔を立てたのかも分からないし どうやって電線を渡したのかも分からない。

火のないところに敵を作る人がいる。 わざわざ火種を持って行って自ら着火してるような。 それでいて常に目の前の人に対してマウントを取ろうとするような。 そんな人は、時に遠くから見ると長いものに巻かれない信念を持った人のようにも見えるからタチが悪…

彷徨いながら 光に集まる虫を探してました。

夜の七時半だというのに夕方の六時半みたいに明るかったな。 いつの間にかすっかり日が長くなった。 夕焼けが綺麗だと思いながら自転車を漕いでいたらでかい虫が飛んできて、 頭やら足やらに激突してそれどころではなかった。 そのうちの一匹は太ももに張り…

土手から見えていた焼肉屋。 木造の昭和然とした佇まいであまり立派な店構えではなかったのだけど味のある雰囲気で、 そのうち行きたいな、と思っていた。 先日仕事帰りにふと見ると、看板が下ろされているのが見えた。 一度も行かなかったことを後悔。 でも…