機械仕掛けの豚

クソみたいな世の中だと憂う前に、目の前のものを愛そう。

成すべきこと

ああ年も暮れたな、と思っているうちに年は明けて、日々の雑務に追われているうちにいつの間にか半月も過ぎてしまった。

 

そんな中で耳にした悪意ある出来事、

それを掻き消すかのような動き。

 

大変なことになるよ、

私の事はもういいから首を突っ込むのはやめなさい、と言われた。

 

そういうわけにはいきません、

耳にした以上動きます、

と、答えた。

 

自分自身に負い目を感じるような行動は取りたくないと思う。

 

奮い立たせる。

うちに帰ってそして

車を降りてすぐに上の子は空を見上げて、

うわあすごい星がきれいだね、

前に父さんと冬の星の観察したよね、

と言った。

そうじゃの、あんときお前すごい適当に書いて

何度も書き直したよの、

と答えると、

そうそう、ちょうどあれだよね、冬の大三角よね、

と言った、

そうして二人で三秒ほど見て笑って、

ああ寒い、早くうちに入ろう、

と言ってドアを開けた。

涙がこぼれそう

チバユウスケが逝った。

 

入院してからずっと続報が無いから気にはなっていたんだけど、

そうか…

 

10代のときにミッシェルの「High time」に心を撃ち抜かれて以降、30年近く自分にとってずっと憧れの対象だった。

同じような輩は日本全国にいて、

たぶん今日は皆が思っていると思う、

闘病お疲れ様でした、

カッコよくあり続けてくれてありがとうございましたって。

 

悲しいな。

松本大洋

「東京ヒゴロ」を読んだ。

まるで詩のように一コマ一コマを味わうというような感覚。

場面によってはテキストのないコマが言葉を持って訴えかけてくるような感覚。

そしてラストは泣いた。

 

編集者というポジションは、

アートとビジネスのバランスを取る役回りなんだな…

切磋琢磨

外国に行った元部下の子から、

縁あってデザインの仕事をもらえるようになりました、という連絡が来た。

 

何が嬉しいって、それを俺に報告してくれること。

 

自分の道を切り開いて行ってるね、

俺も負けないように頑張るよ、

と返事した。

 

そこはかとなく思い綴る

 

左目の眼圧が高くて、

定期的な検査が必要とのこと。

緑内障なんて意識していなかったけど、

軽んじてはいけないやつ…

自分自身のメンテナンスは意識してやらなくちゃいけないんだけど。

 

夏に自転車でコケて怪我をした右肘には、

見事にでかい跡が残った。

これだってまだ肘でよかったと思うべきなんだよな。

 

九月はなんだかキツかったなあ。

仕事が忙しいのは良いことなのだけど、

加えて出張が重なって、

週末は稲刈りで毎週のように実家に帰っていた。

 

そうかと思えば十月もあっという間に終わった。

祭りで神輿を担いだりチャリティマラソンのイベントで演奏したりと地域の行事を色々とこなしているうちに、いつの間にか過ぎていた気がする。

 

仕事はありがたいことに

裁ききれないほどの依頼が来ていて、

二週間に一度のペースで静岡往復を繰り返してる。

チームごとに業務密度がバラつく中、

難易度の高い内容をどうやってシェアしていくか、はかなり悩ましい問題だ。

救いは若者が頑張ってくれていること…

 

この春、頼りにしていた部下のM君が辞めた時にはほんとにどうしようかと思っていたけど、

デザインのできる若い子を採用できたのはほんとに助かった。

 

目まぐるしく過ぎていく日々。

今年も残り二ヶ月を切った。

Kさんは元気だろうか。

 

会いたいなと思う人には会えないまま、

今年も慌ただしく師走に突入していくのだろう。

 

自転車に跨って夜の土手を走る。

晴れてる夜の月と星はとても綺麗。

油断すると落ちそうになる。